新卒二年目で公務員辞めます

 初めまして。無職予備軍の公務員です。

 

 予備軍というのは、今は年次休暇消化期間で一応はまだ身分的に国家公務員だからです。某省庁の出先機関に勤めております。

 

 7月末で正式に退職する予定です。ちなみに今後の就職予定とかはありません。つまり無職予定。

 

             「無職」

 

 この二文字の響きに、今更ながら戦慄します。きゃーーー。今、逮捕されたら「〇〇 〇〇 無職(23歳)」とか報道されるんですね。恥ずかしい。

 

 無職になるということは収入がなくなるということ。やばいです。社会的には透かし委ことだと思います。けれど、貯金もあるしどうにかなるだろ、とか思っている自分がいて、楽観的すぎるとは分かっています。ただ、今はあの職場から抜け出すことが一番重要な目的で、とりあえずその目的が達成できそうで、喜びに満ち溢れています。先のことは、その時になったらまた考えます。

 

 この年次休暇消化期間に求職活動でもすればいいのですが、そんな気も起きません。私は怠惰な人間なのです。ニート生活を少しは楽しみたい。働きたくないのです。もう少しだけ、退職の余韻に浸らせて欲しい。

 

 もちろん、親に対して申し訳ない気持ちもあります。ちゃんと愛情をもって育ててくれて、大学までお金を出してくれて、20数年間の成果物が無職。子が親を選べないのと同様に、親も子を選べないだなと、実感させられます。親には、ぜひこの困難を乗り越えて、また一つ、一人の人間として成長してほしいな、と思います。我ながらひどい息子(23歳、無職)ですね。

 

 ただ、このまま無為に年次休暇を消費していくのも勿体ないし、親を含めて多方面に申し訳ない気もする。この期間で何かを成しえたという実績が欲しい。

 

 ということで、備忘録的な意味合いを兼ねて、無職祝い的な意味合いを兼ねて、なぜ公務員を辞めるのか、公務員を辞めるまでの経緯を記したいと思います。この記録が公務員を辞めたいと思っている、どこかの誰かの役に立てば、嬉しいです。