年次休暇消化期間の過ごし方

 年次休暇消化期間に入って、初めての週末を迎えました。

 実は先週の平日は、毎日、常に1時間に一回ほど職場の同じ課の上司から電話がかかってきていました。

「あの書類ってどうなった?」「報告ってしてもらったけ」

 しかし、かかってくる要件の大半は、引継ぎしたものや一度報告したものです。

 上司もとうの昔にパンクしており、鬱が入ってきているのかここ1か月は話が通じなくなってきたり、忘れっぽくなってきたりしたと感じることが多々ありました。指示体系も私が辞める数週間前に崩壊したように感じました。

 かかってくる電話も、向こうの声が涙声だったっり震えたりしていて、職場の異常性を実感させられます。おそらく、電話の向こう側で上司は別のパワハラ上司に脅されていたのかもしれません……。だから、年次休暇期間もいまいち完全にリフレッシュできない平日を送っていました。職場からの電話はでたくないですが、もしかしたら退職手続きの庶務関係の電話かもしれないため、出たくなくても出ざるを得ません。

 

 

 さて、嫌なことは忘れて昨日土曜日は友達と遊園地と水族館に行ってきました。ここ数か月は休みの日に何するにしても、仕事のことをふと考えてしまい、楽しい瞬間でも涙が出そうになる時が多々ありました。

 昨日は仕事のことを考えずに純粋に遊べて、久しぶりに幸せというものを謳歌できました。ガラスの向こうを漂う魚を、曇りない感情で楽しめました。ずっとガラスの向こうに閉じ込められた魚と、ブラックな部署にいた私。どちらが辛いのでしょうか。ただ、私は、自分で「ここは世間と比較してブラックだ」と判断して決断できました。魚は、自分の環境を外部と比較できないし、決断しても出る術はありません。やはり魚の方が不幸なのかもしれません。いや、しかし自分の不幸を不幸と認識できないから幸せなのかも……。

 

 楽しい週末。ただ、やはり金銭面は不安になってしまいます。連れにも、昼ご飯など食べる際に、値段を気にさせてしまいました。一応、今月分のお給料は入ってきますが、来月から収入が全くないというのは不安です。家賃等もありますし。

 来月から、短期でもできるアルバイト等を探そうと思いました。

 

 今週の平日は、近所の公園で四葉のクローバー探しでもしようかなと考えています。

 幸せになりたいので。